■実印とは?
実印とは、印鑑登録されたハンコの事で、登録できるハンコは
1人1個だけです。
家族の誰かが持っていたとしても、それはその人の実印であって
自分の実印ではないので、いずれ必要となる物ですし、20歳に
なった時や就職した時などに責任を持てる大人の印として
自分だけのハンコを買って実印をつくると良いかもしれませんね。
■印鑑登録・印鑑登録証明書とは?
印鑑登録とは、住民登録されている市区町村の役場に自分だけの
ハンコを登録し、印影により個人や法人の証明することで、
印鑑登録証明書(印鑑証明)とは、車や家の購入、遺産相続といった
重要な契約時に必要となるもので、契約書にハンコを押した際に、
このハンコが間違いなく本人の物であるという事を証明してくれる
書類のことです。
■実印にオススメの書体
実印は非常に重要なハンコなので、偽造されにくい印相体か篆書体が
オススメです。
■印面に彫る文字について
印鑑登録するハンコは、氏名が両方入ったものが個人的には
良いと思いますが、姓のみや名のみのハンコ、そして姓名の一部を
組み合わせたハンコでも登録する事ができます。
独身女性の方は、将来結婚して姓が変わる事を考慮して名のみで
登録される方が多いようです。
基本的には戸籍に記載された通りの文字(住民票の表記と同じ名前)を
使用しなければならないので、戸籍上と違う文字を使用していると登録できない
のですが、役所の担当者の方によっては違う文字を使用していても登録できたり
するようです。その場合は、戸籍と文字が違ったとしてもその実印としての効力は
有効ですので心配はいりません。
■実印にオススメのサイズ
■最後に
実印は、どんどん買い換えていくような物ではなく、紛失や盗難などが
無い限り1つのハンコを大切に使っていくものなので、長く使える材質の
ものがいいですよね。
実印に1番オススメの材質は、やっぱり「象牙」です!
象牙は象の「キバ」の部分を使用しているのですが、高級感があり、
耐久性にも優れ、朱肉の付きやすさと離れやすさのバランスも非常に良く、
綺麗な印影を残す事ができます。まさに「ハンコの王様」ですね。
2番目にオススメの材質は、「牛角(オランダ水牛)」です。
象牙より若干耐久性が低いですが、象牙には無い表情の豊かさをもっており、
天然物ですので似たような柄はあっても同じ柄がないというのが魅力的です。
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●耐久性
象牙>オランダ水牛>黒水牛>拓>アクリル等
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「一生もの」と思うとどれにしようか非常に悩むと思いますが、あなたに合った、
あなたが一番良いと思った材質を選んで下さいね。
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